伊勢病院で手の怪我を治すため、1週間の入院をした際、同じ病室で昭和3年機関科卒業の大先輩星新一さんのご遺族の方と偶然一緒になりました。 学校には戦死された方々の銘板もあり、慰霊碑も建ててあるので、学校見学に是非おいで下さいとお誘いしました所、3月20日の午後に来て頂きましたので、百周年記念館の中をご案内して、近藤翁顕彰碑の横にある慰霊碑にも参って頂きました。 これまで一度も学校に御出でになった事もなかったので、このような慰霊を学校で行っている事はご存じなく、非常に感激されてお帰りになりました。 ご本人のかすかな父親の思い出として記憶にあるのは、4才の頃、ドックに行って楽しかった事があるそうですが、亡くなられた先輩の心情を察すると、平和な時代に外国航路に乗船できた幸せを強く感じました。 以上 |
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